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  • 橘美彩

豊かでありたい

あれは2019年?の夏だったか。友達の紹介で初めてホロスコープを見てもらう機会があった。当時の私は人生の衝撃的事件が起こって、泣きに泣いて暮らしていた。というか暮らしなんてままならずただ泣いているだけだったような。事件発生は占いの申し込み後のことだったが、なんだか答え合わせする機会を準備されていたかのように思われた。占い師さんに指定された場所はたまたま当時働いていた会社の近くのカフェで、いつも通るロータリーを見下ろしながら、日常を洗いざらい見直す時間となった。


先日片付けをしていて当時のメモが出てきた。


「あなたにとって、豊かさとは?」


これが2020年以降の私のテーマになると言われたのだった。


京都に来て2年、占いのことは忘れていたけれど、これはずっと自分に問い続けていたと思う。この2年は「会社員ではない自分」を生きてみた。もちろん京都に来てからだって仕事に関してはいろんな選択肢があったけれど、当時の私は戻れなくなりたかったんだよな、と振り返ってみて思い出した。自分で失敗してみることも、どうしてもやってみないと気が済まなかった。しかしほとんど欲しいものも買えず、遠出は数える程、美術館に行くのも躊躇うような生活。最近思うのはもう少しお金を稼いで生活のベースアップを図りたいなということだ。


田舎で自給自足している人たちを見て憧れる気持ちはあるけれども、今の自分には京都の都市・田舎のバランスがちょうどいい。ここで健やかに生きて行くためにはある程度のお金が必要だ。何より私はいろんなことに凄まじく敏感すぎてメンテナンスにお金がかかる。田舎で森の音にだけ囲まれて暮らしたらこういうのも軽減されるんだろうなあ…でもまだそこに行く縁は無いなあ、と、当面の間目指すところはバランスをとることだ。そのバランスを見つけることも、なんでもやってみないと納得出来ない自分。やり遂げるのに時間もかかるけれど、もうこれは性分でうまく付き合っていくしかない。


「あなたにとって豊かさとは?」

これはきっとこの先も問い続けると思う。でも第一章が終わった感じ。


新たな感性を携えて、豊かでありたい。


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