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  • 執筆者の写真橘美彩

センチメンタル年末、メタモル年始

2022年は、もう前のようには二度と戻れないし、戻らないんだなあと実感した1年だった。


大変な世界がやってくることはもう10年くらい前から予感していて(具体的な事象の予測ははずれたけれど)、人間関係を整理したり移住したり、一生懸命対峙してきた。それでもいざその時が来てみると足りないことばかり。でもいちいち悲観的にならずに元気が出ることを考えて、周りを励ませるくらいでいたい。「みささんー!」てアトリエを訪ねて来てくれる子ども達を見ていたら、いつだって元気なお姉ちゃんでいたいよ、と。


ずっと一緒にいられるかとか先のことを考えるより、今一緒にいられることに感謝して。そうしたら意見の違いをジャッジすることは馬鹿らしいんじゃないかと、頑固な心がやっと少し解けた気がした。そういう理解に心が追いつくことを覚悟と言うのかもしれないですね。覚悟、これからもたくさん試されるんだろうなあ。


大切な人がたくさん出来て本当に幸せだなあと思う。あなたが大切、とまあそんなことは恋人くらいにしかわざわざ言葉にしないから、口を堰き止めたら他のいろいろなところから溢れてしまい、にこにこするばかりの年始だった。なんだか身体の仕組みがよくわからないけれど、笑わないと涙で出そうだった。


療養明けに京都御所で浴びた冬の太陽は身体に沁み入るようで美味しかった。冬の光は静謐でしなやかで好きだ。


見てくれているみなさま、今年もどうぞ宜しくお願いします。晴れやかな1年を。ぴょん!


写真は年始を待つ、雪化粧の上賀茂神社。

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